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Life

BUMPさんのことを中心とした備忘録。素敵だな、と思ったことについてポツリポツリと書いています。

アリアについて考えてみた

BUMP OF CHICKEN 曲・感想

7月25日放送のポンツカにて。

 

新曲『アリア』製作時期はBFLYツアー中。日産2daysで初披露。

BPM220。速い…!

6月前半に曲ができ、後半にレコーディングに入り、日産前日まで作業してたそうな。

早い…早いですねぇ…!

他の2曲の新曲も待ち通しい…

ポンツカで藤原さんが楽しそうに話してるのを聞いてなんか嬉しい。(^^)

 

 

とても面白いつながり…というか私個人的に好きな繋がりを発見してしまって。

アリアとはオペラの独唱曲。歌手にとっても、作者にとっても一番の見せ場。いろんな有名曲があるのですが、

私が面白いなと思ったのがオペラ「蝶々夫人」(原題:Madama Butterfly) のアリア、「ある晴れた日に」。蝶々夫人 あらすじ −わかる!オペラ情報館

 

 

www.youtube.com

(真央ちゃんの昨シーズンのFP曲で日本でも人気が高いこの曲。

せっかくなので私の大好きな荒川さんのマダム・バタフライを載せてみました。美しい…!)

 

 

<歌詞の直訳>

ある晴れた日(※)、海の彼方にひとすじの煙が上がるのが見えるでしょう。
やがて船が姿を見せます。
その真っ白い船は港に入り、礼砲を轟かせます。
見える? あの人がいらしたわ!
でも私は迎えには行かないわ。行かないの。
あそこの丘の端に立って待つわ、長い時間。
長い時間待ってもなんともないわ。
すると・・・人々の群れから離れ
小さな点のように見えるひとりの人が
丘に向かって来るわ。

誰でしょう、誰かしら。
どんなふうにして着いたのかしら。
なんと言うでしょう。なんて言うかしら。
遠くから 「蝶々さん」 と呼ぶでしょう。
でも私は返事をしないで、隠れているわ。
それはちょっとはいたずらでもあるし、
久しぶりに会うので喜びに死んでしまわないためでもあるのよ。
それであの人は少しばかり心を傷めて呼ぶでしょう。呼ぶわ。
「かわいい妻よ、美女桜の香りよ」
これはあの人が来た時私につけてくれた名前なの。


すっかりこのとおりになるのよ、約束するわ。
あなたは心配していればいいわ。
私はかたく信じて、あの人を待ってます。

 Un bel dì は直訳すると 「美しい日」 となり、「美しい」 に当たる bel は不定冠詞を強めたものとして
  「或る日」 と訳しているものもいくつかあります。
  実際、この歌は恋人が帰ってくる日の喜びを歌っているもので、その日が必ずしも晴れている必要はないことから、
  “天気が良い” ではなく、“その人にとって素晴らしいことがある” ある日という解釈をとっていると思われますが、
  どうやら原作に、恋人が晴れた日に帰ってくるよというセリフがあるらしく、そこからきていると思われるので、
  ここではよく知られているとおり、“ある晴れた日” という訳をとっています。

(情報元→ある晴れた日に

 

プッチーニが日本を舞台にして書いた曲、長崎が舞台なんですね!

結末はとても悲しいのですが、作中のアリアの「ある晴れた日に」では蝶々夫人の夫との思い出を胸にひたむきに信じて帰りを待つ心の強さ、純真さが美しい旋律に乗って伝わってきます。

 

歌詞を理解して聴くと涙が出る。

 

「名前を呼ぶ」という歌詞がこの「ある晴れた日に」でも使われていて個人的にBUMPのアリアに通じてるのかなあなんて妄想してました。

グッドラックの時に「思い出してもそのままで 魂の望む方へ」と歌っていたんですが

アリアではまた会えることへの希望、また会いたいという願いを感じます。相手がどう思っているかは置いといて。

アリアはとても強い印象。優しさよりも強さを感じる。

「見つめ返せなかった」し「何も言えなかった」のは「いつかさよならする日が来るから」。

その時の辛さや悲しさ、そしてその意味を知っているから。

それでも消えていった手のぬくもりは離れた後もずっと熱い。だから僕は信じることにする。

あの日君は確かにいて。僕は心が通った気がしたから。

僕はあの時のことを忘れたくなかったから。

 

アリアではただただ過去形で言葉が綴られているんですが、メロディとも相まって自己主張感がすごい。

オペラのアリアもそう、セリフの掛け合いではなく、独唱でその人物の想いを歌っていくんですね。

蝶々夫人が夫を信じて待ったように、アリアでもまた曲が届くことを信じているかのよう。

信じられるのは、見つけたら鏡のように見つけてくれて、触ったら応えるように触ってくれて、一度でも心の奥がつながった気がしたという確かな事実と想いがあるから。

この自己主張感満載の歌詞があの力強く希望に溢れたサウンドで鳴らされるというのがまた。

 

藤原基央が「イマ」歌うアリア(独唱曲)はこんなにキラキラして、治らない傷とも向き合いながら

また手を繋ぐ日を信じて、届くことを信じていると思うと泣けてくる。

 

古代ギリシャ語で「蝶」はプシューケーといい、蝶の他にも「心」や「魂」の意味があるそうで。

(前の記事で「浮気性な人」とかいってゴメンなさい…!!→Butterfly 感想 - 寂しがり らいおん

 

前のポンツカでバタフライ星雲とかもあったし、BUMPと蝶は深い関係にあったのかも。

 

うん。。なんて面白いんだ…。。